関西のリードオルガン情報のページです。

宗教音楽の楽しみ

宗教音楽の楽しみ

キリスト教と音楽 
キリスト教は音楽を重視する宗教です。この点が他の宗教と大きく違う特徴です。

 こんなことは教会では当たり前になっていますが、たとえばイスラム教で、仏教で、礼拝のときに音楽を演奏したり歌をうたったりするでしょうか? 

 もちろんイスラム教ではコーランを男性が朗誦するときは歌のように聞こえますが、あれは讃美歌ではありません。

 また仏教の戒律では、僧侶は歌をうたったり楽器をひいたりはおろか、音楽を聞くことも禁止されています。勤行のときの太鼓や鐘、宗派によっては琵琶なども使うことがありますが、あれはあくまで、読経のための法具であって音楽とは言えません。

 しかしキリスト教では、一部の教派を除いて礼拝のときにも音楽を積極的に利用しています。
 字の読めない牧師はいても歌の歌えない牧師はいません。また礼拝外の宗教的歌曲は沢山あります。

 こうしてみると、キリスト教の音楽重視がいかに特殊であるかがわかります。

賛美歌とクラシック音楽
賛美歌の中には、いろんなクラシックの名曲が発見できます。
そんな中から賛美歌21を中心に取り上げてみました。

賛美歌21クラシックの曲備考ダウンロード
211番、あさかぜしずかにふきてメンデルスゾーン「無言歌集」より第9番ホ長調Op30、「慰め」
504番、主よみ手もてウエーバー「魔弾の射手」序曲よりホルンの序奏部から。
83番、聖なるかな、聖なるかなシューベルト「ドイツミサ曲」よりZum Sanctus - Heilig, heilig
377番、神はわが砦パッヘルベルの Ein' feste Burg ist unser Gottより原曲はルターの「コラール」より
メンデルスゾーン交響曲5番「宗教改革」にもみられます。
230番、「起きよ」と呼ぶ声フィリップ・ニコライ作曲バッハはこの曲を元に、有名な「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」BWV645を作っています。
310番、血潮したたるHans Leo Hassler作曲バッハのマタイ受難曲のコラールの部分に繰り返し現れます。
旧194番、さかえに満ちたる、神のみやこはハイドン、弦楽四重奏曲「皇帝」2楽章よりドイツ国家にもなっています。一番の歌詞は大戦後ナチス体制を否定して、歌われなくなりました。
532番、やすかれ、わがこころよシベリウス、交響詩「フィンランディア」フィンランドの第2の国歌としても愛唱されています。

ダウンロードの動画はすべてyoutubeからお借りしております。

powered by Quick Homepage Maker 5.3
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional